首位は宮坂建設工業
十勝管内土木3官庁(帯広開建、帯広建管、十勝総合局調整課)の2022年度上半期(4―9月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。154者が432件、370億3165万円を受注。前年度同期と比べ30件、金額は9.9%減少となった。首位は宮坂建設工業で、4位までが前年度同期と同じ順位で推移している。
開札結果を税抜きで集計。設計変更は含めず、共同体は出資比率に応じて配分した。21年度末発注のゼロ国債やゼロ道債、翌債、災復Bなどは全額、多年度国債は22年度支払額を計上している。
地域別受注額は管内業者が354件(22件減)で329億5552万円(9.5%減)。管外の道内業者は64件(8件減)の29億5504万円(1.2%増)、道外業者は14件(増減なし)の11億2107万円(37.5%減)となった。
金額ベースのシェアは管内が89%、管外道内が8%、道外が3%を占めた。管内と管外道内は1ポイント以上の変動はなく、道外は1.3ポイント下降した。
上位23者までを管内企業が独占。宮坂建設工業は帯広開建発注の河川2件を追加し、11件で34億1472万円を受注した。2位の西江建設が9件、25億7095万円を獲得。3位は斉藤井出建設で16件、19億9934万円だった。
前年度同期12位だった拓殖工業が8位、15位だった藤原工業が9位にそれぞれ上昇した。
管外最高位は道内が道路工業の24位、道外は荏原商事の37位だった。
発注機関別では帯広開建が179億8602万円(19.4%減)、帯広建管が94億6954万円(7.8%増)、十勝総合局調整が95億7608万円(4.4%減)となった。