区画整理75.6ha、用水路5139m 26年度に事業完了
後志総合局農村振興課は、蘭越町内で進める経営体育成型初田地区の2023年度以降残事業費に12億8100万円をみている。区画整理75.6haや用水路5139mを残していて、26年度の事業完了を目指す。23年度は区画整理18haなどを施工する考えだ。
同町西部に広がる水田地帯。区画拡大や客土入れ替えで、大型機械導入による営農作業の効率化と用水供給の安定化を図る。
18年度に事業化した。総事業費20億5000万円を投じ、全体で区画整理97.2ha、用水路7191m、排水路5868mを施す。受益戸数は29戸、受益面積は162・3haとなっている。
22年度は小田組が41工区を受注。区画整理11.6ha、用水路1254m、排水路400mを進めている。23年度以降は区画整理と用水路のほか、排水路4774mを残す。
23年度に予定する区画整理18haの内訳は整地と暗渠が各18ha、客土11ha。用水路1500m、排水路800mにも取り組む方針だ。