後志管内土木3官庁の22年度上半期業者別受注実績

2022年10月31日 17時05分

工事7%減、291億円 首位は19億円の協成建設工業

 後志管内土木3官庁(小樽開建、小樽建管、後志総合局農村)の2022年度上半期(4―9月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。前年度同期と比べ13者少ない117者が7.1%減の291億72万円を受注。協成建設工業が11件、19億779万円を獲得し、第1四半期(4―6月)から1つ順位を上げ、首位となった。受注額に占める管内業者のシェアは79.3%だった。

 税抜きの開札結果を集計し、共同体は構成比率に応じて配分。21年度末発注のゼロ国債やゼロ道債、翌債、年度末契約は全額、多年度債は22年度支払い分をそれぞれ計上した。

 上位20者のうち、18者は第1四半期と同じ。協成建設工業は第2四半期(7―9月)に5号仁木町仁木北改良ほか一(開建)を単独で、茅沼鉱山泊線防災安全B地方道切り土2工区(建管)を共同体メインで受注した。

 2位の吉本組は9月に茅沼鉱山泊線防災安全B地方道切り土(建管)を共同体メインで射止めた。3位の佐々木組は同工事を共同体サブで請け負った。

 櫻組と藤信建設が第1四半期から順位を上げ、20位以内にランクイン。5号仁木町大黒川橋下部(開建)などを追加した和田建設工業が第1四半期の19位から11位に浮上した。

 発注機関別の受注額は開建が9.1%減の187億9760万円、建管が8.2%減の85億5541万円、総合局が31.8%増の17億4771万円だった。

 地域別で見ると、管内業者は6者少ない64者が2.3%減の230億8437万円を獲得。シェアは4.3ポイント拡大した。

 管外の道内業者は3者少ない42者が9.6%減の44億7882万円を受注し、シェアが15.4%と0.6ポイント縮小。道外業者は4者少ない11者で、受注額は43.8%減の15億3752万円にとどまった。シェアは3.7ポイント縮小の5.3%だった。


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