24年度以降は橋台・橋脚6基を整備
旭川市は、平成大橋の耐震補強で、2023年度はP3橋脚の支承交換などに2億2000万円を国費要望している。24年度以降はA1、A2橋台とP3―6橋脚の整備を進めて、30年度の事業完了を目指す。
美瑛川に架かり、神楽地区と神居町雨紛を結ぶ平成大橋は、橋長297.3mの長大橋。上流側に新橋(2車線)を架設する4車線化を終えてことし1月に開通したが、既存橋の修繕・耐震補強も並行して進めている。
上部はポステンPC箱桁、下部は逆T式橋台2基と壁式橋脚7基で構成。21年度までにP1、P2、P6、P7橋脚の巻き立てを終え、22年度はP6の支承交換、P3の整備に向けたジャッキアップを進めている。
23年度国費要望では、P3の支承交換と交換を終えたP6の架台を撤去する費用として2億2000万円の措置を求めている。
24年度以降は橋台2基、橋脚4基で巻き立てや支承交換をして、30年度には全ての事業を終わらせる予定。総事業費には17億円を見込んでいる。