帯広空港に立駐新設 HAPが23年度着工目指す

2022年11月25日 16時16分

 北海道エアポート(本社・千歳、HAP)は2023年度、とかち帯広空港の立体駐車場新設着工を目指している。規模は2階、延べ3000m²で100台分を想定。建設地はターミナルビル前の駐車場北側を活用し、空港ビルから望む日高山脈の景観を阻害しない位置とする。このほか現駐車場の拡張や舗装補修などを計画。一括発注による整備を検討している。

 利便性を向上させるため駐車場整備を計画。立体駐車場新設や既存駐車場の拡張で現在の1154台から1500台強の駐車を可能にする。

 整備に合わせ、カーブサイドを再編して公共交通と一般車両の車線を分離。ターミナルビル前の歩道に屋根を設置する事業費は非公表だが、同社によると資材高騰の影響で当初より3割程度値上がりしている。

 本年度は基本設計を進めていて、年明けから実施設計に着手。23年度の着工、24年度の完了を目指す。工事の発注時期と方式は未定だ。

 24日に帯広市内のとかちプラザで十勝総合局や帯広市、帯広商工会議所などを交えた協議会を開催した。出席した7人に駐車場整備計画を説明し、理解を得た。


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