ほろしん温泉ほたる館改修 沼田町が第一寶亭留と協議へ

2022年12月06日 08時00分

 沼田町は、老朽化が進む温泉宿泊施設ほろしん温泉ほたる館の大規模改修を検討する予定だ。2023年度から、定山渓温泉などでホテル事業を展開する第一寶亭留(本社・札幌)が指定管理者として運営を担当。今後、宿泊施設のリニューアルなどについて一緒に協議する考え。具体的な方向性がまとまり次第、改修に着手する見通し。

 ほたる館は1981年に開業。温泉施設と宿泊施設を備えた平家の宿(RC造、2階、延べ3143m²)と、93年に開業したレストランと宿泊施設の源氏の宿(RC造、7階、延べ4706m²)で構成。客室は35室で最大115人が宿泊できる。

 開業時は町直営だったが、93年から町の第三セクターの沼田開発公社、13年からシダックス大新東ヒューマンサービス(本社・東京)がそれぞれ運営してきた。

 第一寶亭留は指定管理者として22年度から5年間、ほたる館とキャンプ場などがある幌新いこいの森公園を運営する。同社は札幌市の定山渓第一寶亭留翠山亭や千歳市の支笏湖第一寶亭留翠山亭、富良野市のフラノ寶亭留などを展開。町は実績やノウハウを生かしたほたる館の運営を期待し、魅力ある宿泊施設になるようリニューアルを一緒に協議し、大規模改修したい考えだ。


関連キーワード: 入浴施設 宿泊施設 空知

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 北海道水替事業協同組合
  • 東宏
  • web企画

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,381)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,269)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,194)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,144)
札幌市の地下鉄南車両基地再整備 延べ2.9万㎡増築...
2024年04月03日 (814)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。