札幌市水道局、来年1月6日にも公告
札幌市水道局は豊平川水道水源水質保全事業関連工事で、管理センターなど各施設の監視制御・計装設備新設を2023年1月6日にも一般競争公告する。対象は電気Aの単体か特定共同体。同下旬に開札する。11月末公表の発注見通しでは、工事費の金額区分を2億5000万円以上5億円未満に設定した。
管理センター、分水井、合流井、濃縮槽の処理水量や薬品注入量を監視するための中央監視設備、処理状況を把握するための各種水質計器を新設。25年3月末までの完成を目指す。同事業の設備関連工事の発注は今回で最後となる。
工事費の金額区分はこれまで5億円以上としていたが、使用する資材などを見直し引き下げた。
豊平川水道水源水質保全事業は白川浄水場に取水設備を新設し、河川水に含まれるヒ素を一定除去することを目的とする。設備関連では22年度に、管理センター内の汚泥処理施設濃縮槽かき寄せ機や、取水堰からの標高差を生かして発電する小水力発電装置、濃縮槽のほか各施設への受配電・自家発電設備設置などを発注。25年度からの供用を目指し、各整備を進めている。