路盤、舗装各300mを実施 残事業は6.3億円を試算
稚内建管は、稚内市で進めている道道抜海港線現道拡幅の2023年度事業として路盤、舗装各300mに計1億5000万円を要望している。通行安全確保を目的に対象の延長2.6km区間で幅員8.75mを11mに拡幅する。23年度以降の残事業費は6億3000万円を試算している。
同路線は、稚内市の道道稚内天塩線坂の下交差点から中央3丁目交差点を結ぶ。今回の対象区間の富士見地区にある稚内市総合体育館付近は路肩が狭く、冬期間の吹雪発生時などに、非常に見通しが悪くなり交通安全確保の観点から、現道拡幅の要望が地元から挙がっていた。
同建管は、延長2.6km区間を対象に現在の車道5.5m、路肩0.25m、同1m、歩道片側2mを車道6m、路肩両側1.25mずつ、歩道2.5mへと拡幅する計画を立案。20年度に事業化し、21年度に着工している。
22年度は路盤、舗装各300mと設計、用地測量、用地補償に6500万円を投じた。
23年度は路盤、舗装各300mに加え、用地測量と用地買収などを進める。