札幌市は8日、モエレ沼公園硬式野球場スタンド新築に伴うナイター照明塔の電気設備を一般競争公告する。対象は電気Aの市内業者単体で、同種工事の元請け施工実績を求める。成績重視3年型を採用。22日の開札と3月13日の着工を予定する。
新設するナイター照明塔(S造、高さ25m、6基)にLED灯を設置する。既設スタンド(RC造、平屋、延べ200m²)の解体や電気室移設などに付帯する電気設備も施す。
工事額(税込み)の金額区分は1億円以上2億5000万円未満。履行期間は2024年9月30日までとする。設計はアーキテクトファイブが手掛けた。
市は2月中旬、スタンド新築の関連業務でスコアボード(S造、高さ15m、1基)の電気設備を公告予定だ。1月末公表の発注見通しによると工事額(税込み)は1億円以上2億5000万円未満で、3月上旬に入札する。こちらもアーキテクトファイブが設計を担った。
スタンド新築は22年11月、丸彦渡辺建設が16億3500万円で落札。RC造、3階、延べ6691m²の規模で、25年春に供用を始める予定だ。