ラピダスが千歳に半導体工場建設へ

2023年02月27日 08時00分

社長が28日に道庁と市を訪問

 次世代半導体の国産化を目指す新会社Rapidus(ラピダス、本社・東京)は、新工場を千歳市で建設する方針を固めた。同社の小池淳義社長は28日に道庁と千歳市を訪れ、候補地選定の経緯などを説明するもようだ。

 同社は国内で次世代半導体を量産するための拠点の選定を進めており、千歳市内にある工業団地「千歳美々ワールド」が建設候補地とみられる。同エリアにはセイコーエプソン千歳事業所があり、その南東側にある広大な分譲地が建設地として有力視されている。

 新工場の事業費については、国の助成金などを活用する見込み。技術の確立までに2兆円、量産ラインの準備に3兆円の合計5兆円規模の投資が必要で、2025年前半のパイロットライン完成、20年代後半の量産製造ライン操業を目指している。


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