鴛泊栄町にRC造、平屋、延べ300m²
利尻富士町は、4月にも町内に2カ所ある火葬場、葬苑の統合建て替えを指名する。鴛泊栄町234に位置する鴛泊葬苑の北側に火葬炉や待合所を設けたRC造、平屋、延べ約300m²の新葬苑を建設する。供用開始は2024年度を予定する。
鬼脇金崎340に位置する鬼脇葬苑は1995年建設のW一部CB造、平屋、延べ127m²。鴛泊栄町234に位置する鴛泊葬苑は79年建設のW造、平屋、延べ109m²。両葬苑とも待合所がなく、火葬中には斎場まで一度戻るなど利便性が低く、老朽化も著しいため統合建て替えを決めた。
これまで、火葬中はそれぞれの自宅に戻っていたが、新施設は鴛泊地区に建設することから鬼脇地区の利用者が不便になるため施設内に待合所を設ける。22年度の基本・実施設計は岡田設計が担当した。
23年度予算には事業費4億6003万円を計上。4月にも指名し、6月議会での承認を諮り着工する。供用開始は24年度を予定。新施設の供用開始後、鴛泊葬苑は解体し、鬼脇葬苑はバックアップとして数年利用する予定だ。