蘭越町は移住定住促進の一環で、旧昆布診療所を集合賃貸住宅に改修する。早ければ5月上旬に主体、電気、機械の3分割で指名し、6月上旬にも入札。議会承認を経て着工して年度末の完成を目指す。
昆布町24の52にある旧昆布診療所(S造、2階、延べ622m²)は、1988年の完成。2021年4月に蘭越診療所と統合する形で新診療所が開院したことから閉鎖した。
建物の活用方法を検討した結果、ニセコエリアで転入希望者の居住ニーズが高いため共同住宅に改修、用途変更することにした。実施設計は日本都市設計が担った。
1LDK4戸、2LDK3戸、3LDK1戸の計8戸。外壁と内装を刷新して共同住宅仕様にする。工事請負費に1億4960万円を充てた。
来春にも供用開始する考えだ。