基本設計を近く指名 延べ2000m²を想定
日高東部消防組合は2025年度にも、様似支署を移転新築する。基本設計・測量を近く指名、27日に入札する方針。24年度に実施設計をする予定だ。延べ2000m²の規模を想定し、災害拠点や備蓄倉庫としての活用も見込む。
様似町会所町56にある現支署(RC一部W造、2階、延べ440m²)は、1965年の完成で老朽化が進む。耐震診断で耐震性不足を確認。津波の浸水区域内にあることも踏まえ、移転新築を決定した。
移転先は西町108の西町第2団地跡地。浸水区域外の高台で国道へのアクセスも良く、近隣の観音山スポーツ公園でヘリポートが利用できるメリットがある。
町は23年度予算に基本設計・測量業務費3819万2000円を負担金として計上した。組合は入札後速やかに着手し、構造や階数、総事業費などを詰める。業務期間は年度末までとしている。