JR新得駅前の新築複合施設、実施設計を5月に入札へ

2023年04月12日 16時33分

2024年度の着工、25年度の開業を計画

 新得町は、JR新得駅前周辺再整備で新築する複合施設の実施設計を5月に指名競争入札する予定だ。2024年度の着工と25年度の開業を計画。町産木材を活用し、地域の林業を学べる施設とする。

 JR新得駅前のにぎわい創出などを目的に建設する。W造、2階、延べ1549m²の規模で、駅と新得町商工会の南側に建てる。

 基本設計はドーコンが担当。南北に伸びた施設とし、内部のにぎわいを外からも見ることができる配置にする。

 1階の北側には物販店舗を置き、十勝管内の特産品や食品などを取りそろえる。休憩・活動スペースは、公共交通機関の待ち時間やビジネスでの利用を見込み、Wi―Fi接続を可能とする。

 2階には鉄道遺産を展示。多目的室は会議のほか、災害時に鉄道利用者の避難場所としても活用する。

 事業費は9億5700万円を見込む。23年度予算に実施設計費4269万円を計上した。

 このほか、宿泊温浴施設の新築も計画。24年度に実施設計、25年度に着工する見通しだ。


関連キーワード: 十勝 新築

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 日本仮設
  • 北海道水替事業協同組合
  • web企画

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,395)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,264)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,233)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,117)
藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (835)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。