3分割で指名 規模はS造、平屋、延べ220m²
東神楽町は、総合福祉会館を解体した跡地に建設する仮称・中央地区交流センター新築を主体、電気、管の3分割で6月にも指名競争入札する。規模はS造、平屋、延べ220m²。福祉会館の解体を含めて発注する予定だ。
北1条西1丁目にある総合福祉会館・トレーニングセンターはRC一部S造で、総合福祉会館が2階、延べ1326m²、トレーニングセンターが平屋、延べ664m²の規模。総合福祉会館は1970年、トレーニングセンターは84年の建設だ。
老朽化した総合福祉会館は建設中の複合施設に集会・会議室機能が移転集約されるため廃止し、トレーニングセンターを残して新施設を建設する。トレーニングセンターには新しく管理室、防災用品の備蓄倉庫などを設けて、太陽光など省エネ・再エネ設備も導入する予定。基本・実施設計は中原建築設計事務所が担当した。
2023年度の発注見通しでは主体に4億1000万円、電気と管にそれぞれ9000万円の工事費を試算。いずれも福祉会館の解体工事費を含んでいる。さらに主体には広場の造成など外構工事費も含まれているが、土木として分離発注することも検討している。
工期は10カ月を予定し、7月にも解体工事に着工。秋ごろから本体の建設を進め、23年度末に完成させるスケジュールを想定している。