4.5%減、406億円 宮坂建設工業が8年連続トップ
十勝管内土木3官庁(帯広開建、帯広建管、十勝総合局調整課)の2022年度業者別工事受注実績がまとまった。167者が406億8225万円を受注し、金額は前年度を4.5%下回った。首位は12件、37億9672万円を獲得した宮坂建設工業だった。
所在地別に見ると、管内業者は109者(12者減)が362億1303万円(4.1%減)を獲得。管外の道内業者は45者(4者増)が32億6484万円(9.5%増)、道外業者は13者(1者減)が12億436万円(34.9%減)を積み上げた。シェアは管内が89%、管外道内が8%、道外が3%となった。
上位3者の顔触れは前年度と変わらなかった。宮坂建設工業は15年度から8年連続の首位を獲得。2位の西江建設は受注した9件のうち4件が3億円以上の河川工事で、全体で25億7095万円を積み上げた。3位の斉藤井出建設は件数が最多の18件で、22億8112万円を落札した。
上位26者は管内業者が独占。植村土建は前年度13位から8位、藤原工業は15位から10位に浮上した。管外の最上位は道内が道路工業の27位、道外が荏原商事の39位だった。
本紙が開札結果を税抜きで集計した。設計変更は含めず、共同体受注は出資比率に応じて配分。21年度のゼロ国債やゼロ道債、翌債などは全額、多年度国債は22年度支払額をそれぞれ計上した。