VICREOが本社内に展示

ヴィクレオ内に設置した体験型ショールーム。
実際に触って質感などを確かめられる
住宅リフォームやビル清掃などを手掛けるVICREO(ヴィクレオ、本社・札幌)は12日、家庭用サウナの体験型ショールームを中央区北9条西22丁目1の10の本社内にオープンする。コロナ禍による健康志向の高まりなどから年々注目度が上がっていて、サウナファンの需要を幅広く取り込みたい考えだ。
ショールームは、約3―5m²のスペースがあれば設置できるスタンダードサウナや木製の樽型容器を使った屋外用のサウナなど、3台が展示される予定。来場者は、実際にサウナを触って質感を確かめたり、ヒーターを付けて熱の感覚が体験できるという。
3台のうちスタンダードタイプは、奥行き1505×幅1505×高さ2040㍉。希望小売価格は、スタンダードが193万6000円から。屋外用は奥行き1829×幅1829×高さ1956㍉で、価格は198万円からとなっている。それぞれ別に施工費などが約30万円かかるという。
展示される商品は、サウナの本場・フィンランドの大手サウナ機器メーカー「ハルビア」製。欧州では機能とデザイン性が評価され、高いシェアを誇る。同社は「ハルビア」と代理店契約を結んでいる。
同社によると、家庭用のサウナは、コロナ禍による健康志向の高まりや公衆サウナの利用控えなどから年々関心が高まっているという。
宇昌克美社長は「戸建て住宅やマンションなどに住むサウナファンのニーズに応えたい」と話している。