上川管内土木3官庁22年度業者別工事受注実績

2023年05月15日 16時08分

1割減、500億円 首位は荒井建設

 上川管内土木3官庁(旭川開建、旭川建管、上川総合局調整課)の2022年度業者別工事受注実績がまとまった。150者が、前年度比10.6%減の500億7008万6000円を受注した。首位は荒井建設で、22件、37億7012万円を請け負っている。

 落札額を税抜きで集計。設計変更を含めず、21年度末発注のゼロ国債、翌債、繰り越し、年度末契約は全額、多年度債は22年度支出分のみを計上した。

 受注額を発注機関別に見ると、全機関で前年度を下回っている。開建が12.3%減の286億4672万9000円、建管が0.7%減の133億5771万8000円、総合局調整が18.1%減の80億6563万8000円となった。

 地域別に見ると、管内業者は2.7%減の474億5857万2000円で、シェアは94.8%を占めた。管外の道内業者は53.6%減の21億8486万5000円で、シェアは4.4%。道外業者は82.8%減の4億2664万8000円となっている。上位20者は、全て管内業者だった。

 荒井建設は件数、金額ともに首位。内訳は開建10件、28億4556万円、建管7件、5億5175万円、総合局調整5件、3億7281万円と、全機関で満遍なく受注した。

 2位は橋本川島コーポレーションで20件、37億1678万7000円を受注。3位の新谷建設は17件、35億9476万円を積み上げた。

 1―3位が30億円台、4、5位が20億円台、6―14位が10億円台となっている。


関連キーワード: 上川

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

北海道建設新聞社新卒・キャリア記者採用募集バナー
  • 東宏
  • 古垣建設
  • 川崎建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

丸彦渡辺建設が31日付で清水建設の子会社に
2023年05月12日 (16,805)
上位50社、過去16年で最高額 22年度道内ゼネコ...
2023年05月11日 (8,481)
ラピダスの工場新築で関連企業から多数の問い合わせ
2023年05月25日 (6,815)
熊谷組JV、道新幹線トンネル工事で虚偽報告
2023年05月08日 (5,977)
砂川に複合型施設オープン シロの福永敬弘社長に聞く
2023年05月22日 (4,876)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 行政書士 new
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第31回「特に需要が増える繁忙期」。情勢を把握して適切な宣伝を行うと、新規顧客獲得につながるかもしれません。

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第255回「内臓脂肪蓄積」。ポッコリお腹は悪性肥満、生活習慣の改善が必要です。

連載 ごみの錬金術師

ごみの錬金術師
廃ガラス製品を新たな姿に。道総研エネ環地研の稲野さんの研究を紹介。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第32回「確実に伝えたい色」。青と黄色は色覚に左右されにくい「伝える色」です。