ラピダス工事関係者宿泊予約窓口の一元化検討 千歳観光連盟

2023年06月13日 08時00分

ピーク時は作業員約6000人にも

 次世代半導体の量産を目指すラピダス新工場の本格着工を前に、千歳観光連盟は市内に滞在する工事関係者の宿泊予約窓口を一元化し、会員の宿泊施設に割り振る方向で検討を進めている。

 工場は9月に本格着工し、ピーク時には建築と設備を合わせて約6000人の作業員が想定されている。

 同連盟によると、工事を受注した鹿島から複数の宿泊施設に空き状況や仮押さえなどの問い合わせがあったという。

 同連盟は、予約窓口を市内の旅行代理店などに一元化し、会員のホテルや旅館、簡易宿泊所など約30軒の空き状況などに応じて割り振ることで、スムーズな受け入れ体勢を構築する方針を決めた。

 会員に一元化の是非などを問うアンケートを実施していて、それらを踏まえて月内に正式決定する予定。

 千歳市によると、市内の宿泊施設の収容能力は約5900人。鹿島は、宿泊施設の利用と合わせて作業敷地内に仮設宿舎や食堂、売店などを整備し、作業員の長期滞在に備える計画だ。


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