設計・施工のグループ募集に向け準備中
音更町は、買取型公営住宅桜が丘第2団地第2工区を公募型プロポーザルで公告する。時期は未定だが、現在募集要項などを準備中で、施工者と設計者からなるグループを募集する。7棟20戸を解体し、2024年度に20戸を新築する計画だ。
買取型公住は民間事業者の企画力・技術力を取り入れた住宅を建設し、町民生活の向上や官民連携強化を図る。設計や施工者の選定が1回の協定で済むため、入札手続きの軽減につながる。
第2工区は桜が丘2の敷地3792m²で、第1工区の西側に位置する。整備予定地には、桜が丘町営団地9戸と教職員住宅8戸の7棟17戸が残っているため取り壊す。いずれも準耐火構造、平屋、1棟当たり延べ52m²の規模となる。
解体後はW造、平屋か2階建ての住宅を新築する。内訳は単身、2人世帯向け10戸と2人以上向け10戸を想定。駐車場は20区画以上整備し、提案次第で緑地や花壇、外灯などの外構を担う。完成後は町が建物を買い取る。
施工者の資格要件は、町内に本社・本店を置く2者以上の共同体で、代表は町の入札参加資格で建築A等級を持つ者。設計者は道内に本社・本店を置く企業で、1級建築士事務所登録が条件だ。
第1工区は、髙橋組・中谷建設工業・道東ハウス工業・納村建設工業共同体と創造設計舎で構成するグループが担当。W造、2階の住宅を4棟20戸整備する。
町は18―20年度にも柳町団地で買取型公住の整備を進めた。