3カ年で28施設へ導入、総事業費は約5億6000万円
浦河町は2023年度から3カ年で、町内28の公共施設にLED照明を導入する。総事業費は約5億6000万円。23年度は総合文化会館など2施設を予定し、7―8月に工事を指名競争入札する考えだ。
温暖化対策実行計画に基づく脱炭素事業で、町内の小・中学校や高校、総合文化会館など28施設を対象とする。事業による二酸化炭素(CO₂)削減量は7384t(3730世帯相当)、削減電力量は1345万1190kW時(3617世帯相当)を見込む。
23年度は総合文化会館とうらかわ優駿ビレッジアエルに導入。工事請負費8000万円を6月補正で予算化する。24年度以降は、照明器具取り換えとして年度当初に指名競争入札する予定。施設規模により複数年契約になる場合もある見通しだ。
導入対象施設は次の通り。
▽23年度=総合文化会館(文化ホール客席)、うらかわ優駿ビレッジアエル▽24年度=浦河町役場庁舎(LED化未済分)、荻伏小、東部小、浦河小(校舎)、浦河第二中、荻伏中、総合文化会館(ふれあいホール客席)、総合文化会館(ミニシアター客席)、総合文化会館(その他)、うらかわ優駿ビレッジアエル、東町ふれあい会館、荻伏診療所、葬斎場
▽25年度=堺町小、浦河小(体育館)、浦河第一中、クリーンプラザ、郷土博物館、勤労青少年ホーム、町民プール、勤労者体育センター、乗馬公園、うらかわ優駿ビレッジアエル、基幹集落センター堺町会館、基幹集落センター荻伏会館、柏陽館、荻伏保育所、東部保育所、子育て支援交流施設、介護予防センター、ぶどうの木、日高人材開発センター