稚内開建は、浜頓別町大通で2カ所の交差点改良を計画している。交通事故防止のため、市街地にある国道238号と国道275号の交差点で車道を広げて右折専用道を設ける。2023年度は調査設計に着手し、早期の着工を目指す。
対象となるのは浜頓別町大通5丁目8の国道238号と町道浜頓別市街5丁目線が重なる交差点と、大通3丁目8にある国道275号と浜頓別市街3丁目線が交わる交差点の2カ所。
交差点付近で右左折車両や沿道から出入りする車の停止、減速することによる追突事故が多発していることから、22年度に事業化し事故防止を図ることにした。
現況はどちらも対向1車線で幅員は車線が6.5m、路肩が両側に2.25m。交差点付近の車道を拡幅し、幅3mの右折専用レーンを設ける。改良後の幅員は車道が9.5m、路肩が0.75mとなる計画だ。
事故防止を図る滑り止め舗装やカラー舗装も施し、視覚的に分かりやすくする。
23年度はエーティックが調査設計を請け負っている。