センター管理棟耐震化など
標津町は社会資本整備総合交付金を活用する下水道整備で、2024年度1次要望として2億4900万円を求めている。下水道管理センターの管理棟耐震化や最初沈殿地棟の電気設備更新を計画する。
北6条西3丁目1の1に位置する下水道管理センターは、1986年に供用開始。管理棟(RC造、地下1地上2一部3階、延べ1903m²)、水処理棟(RC造、地下1地上1階、延べ568m²)、92年に増設した最初沈殿地棟(RC造、地下1地上1階、延べ339m²)で構成する。
計画処理人口は標津処理区が2780人、川北処理区が970人で、一日当たり最大で標津処理区が2750t、川北処理区が640tを処理する。
管理棟の耐震化は、1億4000万円を要望。外壁や内側の壁、窓ガラスの補強を計画する。
このほか老朽化したドアやシャッターなどの建築設備更新に2400万円、最初沈殿地棟の電気設備改築更新に6000万円を挙げた。25年度以降の施設全体の電気・機械設備工事に向けた実施設計には1000万円、24年度の発注に向けた実勢価格調査には300万円を措置。災害に備え、標津処理区の浸水想定区域図策定に1200万円を充てる。