南大通拡幅など

　伊達市は、社会資本整備総合交付金と国の道路メンテナンス補助を活用する2024年度の道路整備1次要望に5億4450万円を積み上げている。南大通ほか1街路に2億3900万円を充て、館山橋架け換えに伴う道路部拡幅に取り組む見込みだ。

道路幅を広げる予定の南大通

　社会資本整備総合交付金は4億1650万円を要望。街路の南大通ほか1は、気門別川をまたぐ館山橋の架け換えを受け、前後の取り付け道路部を拡幅する。事業延長は停車場通との交点から末永梅本通との交点までの220ｍを見込む。23年度に橋を架け換えて拡幅に一部着工し、24年度はこれを継続する。

　このほか、末永9号線の拡幅を継続。除雪機械はドーザ1台を更新する。

　道路メンテナンス補助には1億2800万円を挙げている。修繕対象は2橋。松ケ枝通り線堺橋(橋長29.2ｍ)で断面修復と橋面防水、伸縮装置交換を施すほか、本町三階滝線清流橋(同51.2ｍ)で地覆や高欄・支承の補修、伸縮装置の交換に取り組む計画だ。

　補助による橋梁点検は30橋を予定。駅前1号線新橋(橋長54.6ｍ)や清水線清水橋(同23.8ｍ)が対象となっている。