金融機関や町民も参加
上士幌町はこのほど、次期SDGs未来都市ワーキンググループ(WG)を発足した。2024年度からの活動本格化を前に、23年度は事業計画を策定する。新たに地元の金融機関や町民がメンバーとして参加。持続可能な町づくりに、多様な意見を取り入れる。
上士幌町は、内閣府の「SDGs未来都市」や「自治体SDGsモデル事業」に選定されている。前期(21―23年度)WGは、SDGsを啓発するボードゲームを製作してイベントで活用するなどの活動をしてきた。
次期WGでは、町職員や第三セクター職員に加え、帯広信用金庫や十勝信用組合、商工会の職員がメンバー入り。町内でさまざまな活動をしている町民7人も加わった。23年度は次期事業計画(24―26年度)策定のためにワークショップを重ねる。
事務局を務めるゼロカーボン推進課の木川陽介プロジェクトマネージャーは「初回のワークショップから活発に意見交換できた。町民の声で、事業がより具体的になるのでは」と期待を寄せる。(帯広)