JR北海道が苗穂新駅舎に来秋着工-11月から実施設計

2015年10月29日 19時22分

 JR北海道は29日、苗穂駅の移転・橋上駅舎化について、新駅舎の計画概要を発表した。駅舎は延べ約1400m²の規模で構想。11月から実施設計に着手する見込みで、2016年秋ごろの着工を予定している。

 現在の苗穂駅(札幌市中央区北3条東13丁目)の300mほど西寄りに整備する。新駅舎はS造、2階、延べ約1400m²の規模を想定。橋上駅舎形式で、札幌市が整備する自由通路に接続する。ホームは、札幌・小樽方面行きと岩見沢・千歳方面行きの各1面となる。

 昇降設備はエスカレーターの設置を取りやめ、階段を各ホーム2カ所、計4カ所設ける。エレベーターは各ホーム1基、計2基を整備する。乗車定員を11人から15人乗りへと見直し、大型化を図ることでバリアフリー化や利便性向上につなげる。

 ホームと駅舎は16年度から18年度にかけて建設。18年度中の供用を目指している。現駅舎は18年度から19年度にかけて解体する見通しだ。


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