道内14総合局・振興局が発注した道営農業農村整備工事の2015年度第3四半期末(4―12月)業者別受注実績が本紙集計でまとまった。受注総額は303億8343万円で、前年度同期より35.3%、166億3929万円少ない。こぶし建設が上半期(4―9月)からの首位を維持。中山組が4位から2位に順位を上げたほか、上位30者中4者の顔触れが変わった。(当サイトの「入札情報」→「受注ランキング」機能で集計することができます。上位30者の一覧は1月13日付け本紙1面に掲載)
開札結果を税抜きで集計した。設計変更は含めず、共同体受注は構成比率に基づき配分。14年度末の翌債、ゼロ国債は全額計上した。
第3四半期(10―12月)は25件、8億6754万円を発注。受注者数は上半期から13者増えて486者となった。うち道内業者は482者で、前年度同期より35.5%、164億8466万円少ない299億773万円を受注。シェアは0.3ポイント減の98.4%だった。
上位30者を見ると、こぶし建設は第3四半期の受注がなかったものの、4億1900万円で首位を堅持。中山組が共同体メーンで経営体新北部ほか1地区3工区(空知)を獲得し、2つ順位を上げた。
堀口組は災害復旧海岸丸松1地区1工区(留萌)を積み上げて13位から10位、岸本組は経営体晩翠地区6工区(空知)を共同体メーンで受注して17位から12位につけた。
このほか、北創が上半期の56位から21位、神部組が36位から24位、田中工業が41位から25位、南幌土建が65位から28位にそれぞれ浮上。荏原商事は水利施設砺波地区1工区(空知)を受注して4つ順位を上げて17位となり、道外業者で唯一、30位内に入った。