北海道開発局と道がまとめた2016年度末時点の道内建設業許可業者数は、大臣と知事許可を合わせて前年度比186者減の1万9557者となった。渡島の46者減をはじめ、全ての総合局・振興局管内で減少した。17年3月単月では、前月に比べて9者増加している。
39年ぶりの2万者割れとなった15年度末をさらに下回った。内訳は、大臣が171者で前年度比7者増となったが、知事が1万9386者と193者減った。
地域別で見ると、空知、石狩、後志、渡島、上川、十勝、釧路の7管内で2桁の減少。減少数が最も大きかったのは渡島で、釧路は31者減、空知と十勝が20者減などと続いている。
3月単月では、前月に比べて大臣許可が石狩で3者、上川で2者追加となり計5者増えた。知事も4者増加。増えたのは空知、石狩、胆振、桧山、オホーツクの5管内となる。
16年度の動きを見ると、4―9月は許可業者数の落ち込みが続き、9月末で前年度分を含めて10カ月連続のマイナスとなった。10月は11カ月ぶりに増加したが、翌月からはまた減少が続き、1月末で1万9600者を割り込んだ。さらに2月は16年度最大の46者減を記録し、同月末で1万9548者となった。3月は若干プラスとなったものの、2万者割れは21カ月連続となっている。