アークス(本社・札幌)は、2018年2月期の店舗展開に関わる設備投資に31億円を見込んでいる。移転改築を含む新規出店は3店を予定。このうち2店が道内の旭川市、沼田町で計画。改装は札幌圏を中心に20店舗を予定している。
新規店舗は、青森県十和田市でユニバースを設けるほか、道内では沼田町に小型店「ダ・マルシェ」を出店、旭川市内ではビッグハウス東光店を移転改築する。
ダ・マルシェは人口3000―4000人規模の小商圏に出店しており、道北で展開を強めている。15年の愛別店を皮切りに今回の沼田店で6店舗目となる。新店舗は沼田町や沼田町商工会、JAが出資した新会社「まちづくりぬまた」が同町北1条4丁目2の2に新設したテナントビル(2階、延べ2125m²)の1階に入居。4月下旬のオープンを予定している。
旭川市東光10条7丁目1の33にあるビッグハウス東光店は、既存店の近辺で改築する計画。施設規模などの概要は明らかにしていないが、秋ごろのオープンを目指して整備を進めるとしている。
改装は20店舗を予定し、このうち道内分は13、14店舗となるもよう。対象店舗は「札幌とその近辺が中心になる」(同社担当者)としており、経年劣化が著しい施設に関しては修繕だけでなく全面改修も視野に入れている。