ホームセンターを展開するコメリ(新潟市南区清水4501の1、捧雄一郎社長)は2017年度、道内で複数店舗の出店を計画している。売り場面積1万m²規模の大型店「パワー」も含み、いずれも建物の新築が伴うもよう。ことしもコメリ旋風が続きそうだ。
同社のホームセンター事業は4月で40周年を迎え、16年度末で沖縄県を除く、46都道府県に1182店を展開。17年度は全国で30店舗の出店を計画している。
同社は、17年度出店計画の道内分の詳細を明らかにしていないが「2桁まではいかないが、1、2店舗以上ある」としている。この中には、近く本格着工する、コメリパワー岩見沢店も含まれている。
同社の店舗形態はパワーのほか、中型店に当たるホームセンター、小型店のハード&グリーンの3タイプあり、全形態での出店を検討しているという。
同社は、将来的に道内に100店舗を構える構想を持ち、16年度もパワー2店を含み、6店を出店。同年度末の道内店舗数は13店となっている。
苫小牧市内で計画する大型物流基地は17年度内に着工する方向にあり、物流施設の完成で出店が加速する可能性がある。