道建設部によると、建設業許可区分に解体工事業が追加された2016年6月1日から17年5月31日までの1年間で、知事許可では763者が同区分の許可を取得した。地域別で最も多いのは石狩振興局管内で141者を占めている。
解体工事の技術専門化や施工実態の変化に伴い、建設業法施行規則の改正により16年6月1日から解体工事業が、新たな建設業許可区分となった。登録申請は施行日から受け付けているが、19年5月31日までの経過措置が設けられ、それまでは、とび・土工・コンクリート工事業の許可で施工できる。
5月末時点の許可取得状況は、総合局・振興局別では石狩が最多で、これにオホーツクが100者で続いている。以下は渡島の95者、十勝の72者、上川の70者など。
許可取得業者全体の区分別内訳は一般が505者、特定が258者。一般は石狩管内が113者と最も多く、特定の最多はオホーツクの40者となっている。
5月末時点の各総合局・振興局別登録状況は次の通り。(カッコ内は区分別内訳①一般②特定)
▽石狩=141者(①113者②28者)▽渡島=95者(①57者②38者)▽桧山=13者(①7者②6者)▽後志=67者(①38者②29者)▽空知=62者(①45者②17者)▽上川=70者(①45者②25者)▽留萌=7者(①5者②2者)
▽宗谷=9者(①5者②4者)▽オホーツク=100者(①60者②40者)▽胆振=62者(①39者②23者)▽日高=23者(①12者②11者)▽十勝=72者(①50者②22者)▽釧路=31者(①23者②8者)▽根室=11者(①6者②5者)