大手住宅メーカーのパナホーム(大阪府豊中市新千里西町1丁目1の4、松下龍二社長)は、札幌市西区琴似で分譲マンションの「仮称パークナード琴似」新築を計画している。同社が道内で分譲マンションを手掛けるのは初めて。今後施工業者を決め、9月上旬の着工を予定している。
パークナードはパーク(公園)とプロムナード(散策、小路)を合わせた造語。公園のようにのびやかな空間と、小路の持つ自分だけのくつろぎなどを表現した分譲マンションブランドとして、首都圏以西で展開している。
計画によると、道内第1号棟の規模はRC造、15階、延べ4951m²。住戸数は56戸で、高さは約45mとなっている。建築主は同社の都市開発支社(東京都新宿区西新宿2の3の1)。設計はアイエーシーが担う。
建設場所は地下鉄東西線琴似駅そばの札幌市西区琴似2条6丁目478の2ほか。敷地面積は1490m²。イオン札幌琴似店など商業施設が集まる好立地で、近隣では東急不動産も分譲マンションを建設している。