小樽未来創造高生 市内の歴史的建造物設計意図など学ぶ

2018年10月05日 07時10分

 北海道建築士事務所協会小樽支部と北海道建築士会小樽支部は3日、小樽未来創造高建設システム科の3年生22人を対象に、卒業設計コンペに備えた課外授業に協力した。テーマは「レトロな街小樽にふさわしい建物」で、旧日本郵船小樽支店などを訪問し、時代背景や設計意図を伝えた。

歴史的建造物の設計意図などを学んだ

 未来の建築士を育てようと、両団体は2008年度から卒業設計コンペを開催。小樽市内で建築を学ぶ高校生に、身近にある歴史的建築物の価値や保全の大切さを知ってもらおうと、歴史建造物に関するテーマを設定している。

 今回は旧日本郵船小樽支店、旧三井銀行小樽支店、日本銀行旧小樽支店の3カ所を訪問。ボランティアガイドから、特徴や当時の仕事の様子について説明を受けた。

 案内役を務めた北海道建築士事務所協会小樽支部の三ツ江元治副支部長は「学校名が変わってから初めての卒業コンペ。歴史的建造物に触れ、見て学んで設計に生かしてほしい」と話していた。


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