第38回さっぽろホワイトイルミネーションが22日に開幕した。ことしは大通公園や駅前通など都心部の5会場で展開。約81万個の電球が光の芸術となって、札幌の街を包んでいる。
各丁目にコンセプトを持たせている大通会場では、3丁目会場が「花咲く ブルーミング・ファウンテン」を新たに設置。会場中央にある噴水にライラックの花をモチーフとした大型オブジェを設け、花と季節の移ろいを光と音の演出で表現している。
また、2丁目会場では札幌市などが同期間に開催する「第17回ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」との一体化を図り、ドイツの伝統的なクリスマスピラミッドをモチーフとしたオブジェを設置。より本場ドイツの雰囲気を味わえる。
22日に3丁目会場で開かれた点灯式では、会場全体のカウントダウンに合わせて一斉に点灯。観客からは歓声が上がり、写真撮影などを楽しんでいた。
開催期間は、大通公園1―6丁目の大通会場が12月25日、駅前通会場が来年2月11日、南1条通会場と札幌市北3条広場(アカプラ)会場、札幌駅南口駅前広場会場が来年3月14日まで。