神恵内村は5月、温泉施設新築を6分割で指名競争入札する計画だ。主体は4月に共同体を公募する見通し。電気や機械は詳細を検討中だ。議会承認を経て6月上旬の着工、2025年3月下旬の完成を目指している。
弟子屈町は、川湯温泉街再整備で川湯広場の実施設計を2024年度当初予算案に計上する考えだ。街中を流れる温泉川に水着で入浴できる屋外施設「川湯ラグーン」と、露天風呂や内湯、サウナなどを楽しめる日帰り温泉施設で構成。新たな川湯温泉の象徴的空間とする。総事業費は概算で8億円をみる。早ければ24年度に一部着工する計画だ。
乙部町は、滝瀬地区にあるシラフラ眺望スペースの再整備を計画している。初弾工は海岸に下りる通路の改良で、月内の指名通知、入札を予定。2024年度にスペース内での柵設置や駐車場の舗装に取り組み、利便性向上と一層の観光誘客を図る方針だ。
東川町は、産業ツーリズム(産業観光)を目的とした仮称・産業ものづくりパークを公設民営で新築する。8月上旬に実施設計の指名競争入札をし、2024年度に着工、単年度での施工を見込む。家具の製作風景を見学可能な工場を建設し、ものづくり人材の育成に寄与したい考えだ。