明治(本社・東京)は、道内の一部を除く全工場で、自家発電設備を設置する。北海道胆振東部地震による大規模停電で、2万㌧以上の牛乳廃棄や一部乳製品の供給が停止したことを受け、事業継続の観点から停電時の対応強化を図る。
投資金額は約22億円。芽室町の十勝工場[MAP↗]にコージェネレーション設備、札幌と旭川、稚内、西春別、本別の5工場には停電用発電設備などをそれぞれ設置する。
十勝工場は2021年4月の運用開始、これ以外の工場は12月の工事完了を目指している。根室工場は生産終了予定のため自家発電設備は設けない。