道保健福祉部は、厚生労働省の2019年度保育所等整備交付金第2次内示について、道内分の箇所別内示額をまとめた。室蘭市など7市の8カ所が対象で、総額5億3338万円を内示。創設(新築)は4カ所で計3億86万円を配分する予定だ。
保育園、認定こども園、小規模保育所の施設整備に必要な経費に充てるため、市町村に配分する交付金。補助率は通常2分の1で、子育て安心プランへの参加など一定要件を満たすと3分の2にかさ上げされる。
整備区分の内訳は、創設が4カ所、防犯対策2カ所、増改築1カ所、増築1カ所。増改築の1カ所は、国による3カ年緊急対策の対象となる。
自治体別に見ると、室蘭市が3億3594万円で最多。苫小牧市が9299万円、北広島市が5170万円で続いている。
内示額の内訳は次の通り。(施設名①設置主体②整備区分③内示額)
◇函館市▽認定こども園旭岡保育園①函館松英会②防犯対策(外構)③227万円
◇小樽市▽杉の子保育園①杉の子会②防犯対策(非常通報装置等)③34万円
◇室蘭市▽双葉保育所①室蘭福祉事業協会②増改築③1億7820万円▽仮称・認定こども園室蘭清泉幼保園①明星学園②創設③1億5774万円
◇釧路市▽仮称・認定こども園十條ひまわり①十條ひまわり学園②創設③2658万円
◇帯広市▽認定こども園帯広の森幼稚園分園①帯広葵学園②創設③2354万円
◇苫小牧市▽仮称・認定こども園苫小牧マーガレット幼稚園①鈴木学園②創設③9299万円
◇北広島市▽認定こども園北広島わかば幼稚園①明石学園②増築③5170万円
(北海道建設新聞2019年7月19日付2面より)