道都計審 稚内臨港地区など本審査4件を可決

2019年10月25日 15時00分

 北海道都市計画審議会(会長・高橋清北見工大教授)は24日、札幌市内のかでる2・7で会合を開いた。稚内都市計画臨港地区、苫小牧圏と千歳恵庭圏の都市計画道路の変更、芽室町内における産業廃棄物処理の設置に関する本審査4件を原案通り可決。このほか「都市計画区域の整備、開発及び区域マスタープラン(都市計画区域マスタープラン、略称・区域マス)」の見直しに関する19件を予備審査した。

 本審査のうち、稚内都市計画臨港地区変更については、中央埠頭(ふとう)の一部を拡大する埋め立て竣工により、新たに陸域が生じたことから、306・41m²を商港区、70・6m²を漁港区に追加する。

 苫小牧圏都市計画道路の変更は、3・2・509号美沢新千歳空港通の一部が造成されたため、法面部分の都市計画道路区域を縮小する。千歳恵庭圏都市計画道路の変更も同様の理由で、3・2・54号空港泉沢大通の区域を縮小し、一部構造形式を変更する。

 帯広圏都市計画区域の案件は、マテック(本社・帯広)が芽室町東芽室北1線23の1にあるリサイクル処理施設を廃プラスチック類や木くず、がれき類などを破砕する廃棄物処理施設とする。処理能力は1日当たり280㌧。4件とも原案通り可決された。

 区域マスに関する予備審査として、渡島管内が函館圏、上川管内が旭川圏、士別、名寄、富良野、上川、美瑛、下川、上富良野、美深の9区域、留萌管内が留萌、増毛、羽幌の3区域、胆振が虻田、日高が静内と浦河の2区域の計16地区を対象に19件を審査した。


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