札幌市は28日、札幌パークホテルと一体的な整備を計画する新MICE施設整備について、事業実施を延期する方針を決めた。アフターコロナの需要を見極めるため、2023年3月までを再検討期間とする。延べ3万2400平方㍍、事業費約341億円の現計画を基本に、施設規模や今後の事業スケジュールを見直していく。(関連記事18面に)
同日開いた市議会経済観光委員会で市経済観光局が明らかにした。
市は、27日に札幌パークホテルを所有するグランビスタホテル&リゾート(本社・東京)、サンケイビル(同)と、再検討に関する覚書を締結。これまで合意していた施設計画などを再検討するために事業実施を延期することや、23年3月までに事業実施の見直し協議を進め事業再開の可否を判断することなどを盛り込んでいる。
(北海道建設新聞2021年1月29日付1面より)
関連記事・地図情報(e-kensinプラス会員専用)
札幌市が新MICE施設整備再検討で再開発事業者と覚書を締結(2021年01月29日付18面)
札幌市の新MICE施設整備の関連情報を地図上で見る[MAP↗]
※関連情報の閲覧には事前のログインが必要です
新聞購読・有料サービスのご案内
北海道建設新聞2021年1月29日付18面では、札幌市と再開発事業主体との覚書締結についての記事を掲載しています。
記事は紙面のほか、有料の会員向けサイト「e-kensinプラス」でも閲覧できます。
さらに、e-kensinプラス内の「e-kensinマップ」では、新MICE整備に関連する過去の報道をまとめて閲覧することができます。
本紙の購読については購読案内ページを、e-kensinプラスへの入会については入会案内ページをそれぞれご覧下さい。
また、2月1日から3月31日までの間、e-kensinプラスへの新規入会などがお得になる「春の受注拡大応援キャンペーン」を開催中です。詳細は特設ページからご覧下さい。