現状の19病床を維持
新篠津村の石塚隆村長は2日、すこやかクリニックを民設民営で建て替えることを明らかにした。主体は現クリニックを運営する医療法人すこやか(新篠津)で、現状の病床数19床は維持する方向。有床診療所は、改正消防法施行令で2025年6月30日までのスプリンクラー設置が義務付けられており、それまでに整備を終える考えだ。
第46線北12にある同クリニック(RC造、平屋、延べ944m²)は村が1972年に開設した。97年から民間に移管し、医療法人すこやかが運営。老朽化などの理由で建て替えを計画していた。
石塚村長によると、法人と協議を重ねた結果、村が土地を無償貸与し、法人が建設・運営することになった。
現クリニックの隣接地に建てる。土地貸与に向けた準備として、22年度予算案に分筆登記にかかる手数料89万1000円を計上した。
法人は22年度に補助申請の手続きを進め、早ければ23年度に着工する。完成後、現クリニックは村が解体する。