主体、電気、機械の3分割で 延べ2659m²
名寄市は、3月末にも、南保育所建て替えを主体、電気、機械の3分割で一般競争公告する見込みだ。新施設の規模はRC造、2階、延べ2659m²を想定。定員は90人から150人に増やし、子ども発達支援センターを併設する。施設本体の事業費は約15億円を試算している。
市内の名寄地区には、公立認可保育所が南、東、西保育所と3カ所ある。いずれも築40年以上が経過し老朽化が著しい。加えて3歳未満の幼児の入所希望があるものの、受け入れる余裕がない状況にある。待機児童を解消するとともに、保育環境の改善を図るため、保育所を再整備する。
南保育所は建て替え、西保育所は閉所して、名寄地区の中で2施設に再編する。南保育所は西6条南9丁目にある現施設東側の市有地に建て替える。施設の規模はRC造、2階、延べ2659m²。定員は現施設の90人から150人に増員。1階は子ども発達支援センターと3歳未満の幼児専用の保育室、2階は3歳以上を対象としたスペースとする予定だ。
基本・実施設計はドーコンが担当した。公告後は4月末に入札。6月の定例会で承認を得てから着工し、2023年11月の完成を目指す。新施設の完成後、23年度内に現施設の解体も進める考えだ。