児童館など一元化施設新築 歌志内市文教地区整備基本計画

2022年05月24日 16時45分

延べ1550m²、24年度着工

 歌志内市は、児童館など一元化施設新築を含む文教地区整備基本計画を策定した。施設の延べ床面積は1550m²を想定。現在進めている基本設計で規模や機能などの内容を精査する。2023年度に実施設計、24―25年度に施工、25―26年度に周辺整備を予定する。

 放課後児童対策として、子どもの居場所づくりの充実を図り、子どもたちの健全育成活動を推進。東光児童館、神威児童センター・学童保育室、老朽化の著しい市民体育館の代替機能一元化を目指す。

 基本計画策定に向けては、20年度に児童センター等一元化施設建設基本構想を策定。21年度に文教地区整備基本計画策定等検討委員会で議論を進めたほか、認定こども園や義務教育学校の歌志内学園の保護者らにアンケートを実施した。基本設計はシーアイエス計画研究所が担当している。

 建設地は、文珠200にある義務教育学校「歌志内学園」の敷地内で、認定こども園「あおぞら」の北側・西側に配置を計画。幼児から一般市民まで活動できる場とするほか、災害時には地域の避難所として活用する。

 計画によると、施設は、児童館機能で学童保育専用のプレイルーム(遊戯室)113m²、多目的室45m²などを配置。エントランスのオープンスペースには2万5000冊から3万冊までの蔵書のある図書コーナー331m²を確保する。体育室(多目的ホール・バスケットボールコート1面)は608m²とし、コミュニティー施設機能として集会室45m²、研修室38m²などを設ける。管理部門として事務室や防災備蓄庫などを配置する。

 周辺整備で駐車場、水遊び場や噴水、屋外遊具、冬でも遊べる築山広場、健康遊具などの設置を予定。プールやテニスコート設置は慎重に判断し、費用対効果の高い整備の在り方を検討する。


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