大樹町は、公住まちなか団地新築の2024年度着工を目指している。W造、7棟30戸を想定し、市街地にある団地の用途廃止や建て替えに伴う入居者の受け皿とする。23年度の社会資本整備総合交付金を活用した公住整備1次要望に1000万円を挙げ、測量設計を進める。
24―25年度にそれぞれ5戸、26年度に4戸、27―30年度に4戸ずつ新築する計画。建設地は市街地東部の旧特別養護老人ホーム跡地と南部の旧町営高齢者向け住宅跡地の2カ所を想定する。内訳は特養跡地に1LDK9戸、2LDK5戸で計3棟、高齢者向け住宅跡地が1LDK9戸、2LDK7戸の計4棟を建てる。
並行して、双葉町団地(簡易耐火ブロック造、平屋、13棟44戸)の現地建て替えを進める。入居者がいるため、まちなか団地の整備状況を見て取り組む。現時点では28、29年度に3戸ずつ、30年度に6戸の計12戸を建てる。
東側に隣接する松山団地(簡易耐火ブロック造、平屋、7棟28戸)は用途廃止とする。28―30年度に4戸ずつ解体していく計画だ。
町は、22―31年度を期間とする公営住宅等長寿命化計画にのっとり予防保全型の維持管理への転換を図る。公営住宅長寿命化によるコスト縮減を促進する。