用水路7970m、区画整理77haなど
空知総合局産業振興部は、2021年度に初弾工を発注した経営体中部西地区(沼田町)で23年度から農業用用排水路や区画整理を本格的に進める。23年度以降の残事業費には16億500万円を見込む。残事業量は農業用用水路7970m、農業用排水路4584m、区画整理77haとなっている。
同地区は、沼田町市街地の西側に隣接。水稲や小麦、大豆を生産していて受益面積は178.4ha、受益戸数は17戸ある。
用排水路の整備と区画整理を実施するもので、総事業費は24億4200万円。22年3月に翌債で初弾工を発注し、28年度の事業完了を予定している。
排水路はコンクリートフリューム、用水路はコンクリートフリュームと塩ビ管、暗渠は素焼き土管、疎水材にはビリ砂利を使用する。
残事業費の内訳は、農業用用水路7970mに6億8147万円、農業用排水路4584mに2億2902万円、区画整理77haに4億5500万円、測量試験費に2億2868万円、用地補償費に410万円、換地費に673万円。
22年度は、農業用用水路2159mに2億1040万円、農業用排水路1100mに5400万円、区画整理19.1haに1億1218万円、測量試験費3300万円、用地補償費700万円を充てている。