泊川2号沢川で砂防 留萌建管が23年度新規事業化へ

2022年07月12日 18時00分

予備設計費2300万円を要望

 留萌建管は、泊川2号沢川(留萌市)通常砂防の2023年度新規事業化を目指している。概算要望に予備設計費2300万円を挙げている。最短で26年度に着工する計画だ。

 泊川2号沢川は留萌市の三泊地区にある。流路延長は約600m。荒廃が目立ち土が露出しているほか、土砂や流木が堆積し、植生が剥がれていて豪雨時にはそれらが流出する危険性がある。

 付近には人家と国道232号が位置し、市の土砂災害ハザードマップで特別警戒、警戒区域に入っている。

 過去に災害は発生していないが、未然防止に向け20年度は現況調査を北海道技術コンサルタントに委託。荒廃状況の確認を進めた。

 事業化した場合、23年度は調査設計や測量、砂防堰堤の設置場所、形式などを決める予備設計に取り組む。24年度は詳細設計へ移行しボーリング調査や堰堤の構造を具体化する。25年度に用地測量、砂防指定地の申請などを進める考え。

 設計や調査の中で詳細を固めるが、総事業費に2億1000万円を試算し、工期は26、27年度の2カ年を予定している。


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