8月にも指名競争入札
北見市上下水道局は、花園町にある北光中継ポンプ場の汚水ポンプなど老朽設備更新に着手する。アセットマネジメントに基づいた計画的更新で、2022―23年度の2カ年で進める。概算工事費は5億円。工事は電気、機械の2件に分け、8月にも指名競争入札する考えだ。これら設備のほか、23年度には管理棟の屋根や外壁、防水などの改修を予定している。
花園町の南岸通り沿いに位置する下水道施設の北光中継ポンプ場は、管理棟がRC造、地下1地上2階、延べ506m²の規模で1976年に完成、供用を開始した。無加川と常呂川に挟まれた市内南側のエリアを対象として汚水を集水している。
同ポンプ場は設備機器類の老朽化が進み、耐用年数も経過していることから更新する。電気は受変電設備やコントロールセンター、非常用発電設備の更新に取り組む。機械は汚水ポンプや汚水中のごみを取り除く除塵機などを取り換える。設備機器類の工事は23年度の完了を目指す方針だ。