国保病院と保健福祉施設の再エネ導入調査着手へ 豊浦町

2022年09月13日 16時00分

太陽光やEMS 自立分散型で

 豊浦町は、自立分散型エネルギー設備などの導入調査に着手する。町国保病院と総合保健福祉施設で、太陽光発電やエネルギーモニタリングシステム(EMS)の導入可能性を探る。15日開会予定の定例町議会に、事業費840万円を盛り込んだ総合保健福祉施設事業特別会計補正予算案を提出する。指名型プロポーザルで10月にも事業者を選定する。

国保病院。太陽光発電やEMSの導入可能性を探る

 災害時などに備え、町の公共施設では初めての再生可能エネルギー導入に向けた調査となる。東雲町で隣り合う両施設に太陽光発電設備と蓄電池、高性能省エネタイプの空調、LED照明などを導入し、これらをEMSで管理する将来像を描く。

 調査期間は2023年1月末までを予定。導入規模などは調査の中で検討するが、太陽光発電設備や蓄電池は既存敷地の空きスペース、隣接する町有地の活用を想定している。

 国保病院はRC造、2階一部3階、延べ3963m²の規模で1998年に竣工。総合保健福祉施設はRC造、2階一部3階、延べ3174m²の規模で2000年に完成し、町の福祉避難所に指定されている。敷地面積は合計1万4378m²となっている。


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