区画整理63haなど11.7億円 27年度完了を予定
空知総合局産業振興部は、雨竜町で区画整理を進めている経営体北友南地区の2023年度以降残事業費に11億7175万9000円を見込む。残事業量は区画整理63.4haとなっている。
区画整理を実施するもので、総事業費は26億4700万円。19年度に着工し、27年度の事業完了を予定している。
同地区は、雨竜町市街地から約5㌔北に位置。水稲や小麦、大豆を生産していて受益面積は122.6ha、受益戸数は15戸ある。
中区画のほ場が大半を占めているほか、不整形なほ場や非効率的な施設配置が残されている。効率的な施設配置と1.4ha程度への大区画化で農作業効率を向上。暗渠排水や客土により生産性向上を図る。
区画整理の内容は、整地、道路、用排水路、暗渠、客土。用排水路はコンクリートフリュームで整備する。暗渠は素焼き土管、疎水材として木材チップを用いる。
残事業費の内訳は、区画整理63.4haに9億836万5000円、測量試験費に1億7674万5000円、用地補償費に3681万1000円、換地費に4983万8000円となっている。
22年度は、区画整理27haに5億2550万1000円を充てている。