根室振興局が草地整備美原地区に23年度着工へ

2022年11月17日 16時34分

別海町内 起伏修正などに2億円弱

 根室振興局農村振興課は2023年度、道営草地整備美原地区に着工する見通しだ。23年度は2億円弱を投じて起伏修正などに取り組む見込み。飼料生産基盤を整え、営農作業効率化を図る事業で、総事業費は4億2000万円に上る。26年度の完了を目指す。

 同地区は、別海町中心部と北部の中春別地区東側の南北に広がっている。冷涼な気候と広大な土地基盤を生かした大規模な草地型酪農経営を展開している。

 農畜産物の輸入自由化などに対応するため、安全で高品質な生乳を低コストで生産する体制を整える。機械化による省力化を進めたいが、起伏や勾配、ほ場間道路が砂利道となっている。

 課題解決に向けて、起伏修正394.2ha、砂利道100mの改良舗装、暗渠整備3.7ha、草地造成4.2haなどを実施する計画だ。

 受益面積は398haで、受益戸数は26戸。22年度に新規事業化し、調査設計は岩浅測量設計が1880万円で受注して着工に向けた準備を進めている。


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