2024年度に着工予定
網走開建は、紋別除雪ステーションの新築を計画している。2024年度に238号紋別防雪が全線開通予定のため、未整備の除雪ステーションを新設して紋別地区の除排雪能力の強化、円滑化を図る。23年度に基本・実施設計を仕上げ、早ければ24年度に工事に入る。
紋別市内と近郊の国道は、国道238号紋別市紋別道路維持除雪ほか一の工区だが、除雪ステーションはなく維持業者が官貸車を保管している。紋別防雪の完成で規格の高い道路網となることから、適切な維持除雪を目的に新築を計画した。
建設地は紋別市新生で、238号(紋別バイパス)と南が丘公園通が交差する地点。事務所と車庫・薬剤庫、砂保管庫の3棟を新築する。
想定規模が最も大きい車庫・薬剤庫はS造、2階、延べ1458m²。除雪トラックを6台、除雪ドーザとパトロールカーを各1台のほか14台を格納する。事務所はW造、平屋、延べ292m²の規模で、事務室や会議室、浴室、定員26人程度の台所付き控室と仮眠室を検討している。砂保管庫はRC造、平屋、延べ140m²の規模とする。
基本・実施設計は17日に入札する。履行期限は24年2月29日。設計で詳細を詰め、24年度以降の工事に備える。